「ドイツ旅行_フッゲライ見学」

フッゲライ(Fuggerei)とはドイツのアウグスブルクにある世界最古の福祉住宅です。
ドイツの豪商フッカー家によって、カトリック信者のアウグスブルク市民で借金はないが生活に困窮している人々のために作られたもので、ここの見学は今回のドイツ旅行の目的のひとつでした。

キリスト教には、金貸しなどの商売を行ってあまりに儲けし過ぎたお金を、そのまま財産にしているものは地獄に堕ちるという教えがあるそうで、当時梅毒薬販売(しかも効かなかった)で儲けすぎたフッカー家が地獄に落ちないためにこれを建造したと聞いたような気がします。

効かない梅毒薬を売って儲けたのはいただけませんが、この福祉住宅は凄いです。

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フッゲライの通り

現在でも年間0.88EURの賃貸料で100人以上の方が住んでいます。高齢者用住宅とも聞いていたのですが20代の若者が入っていく姿も見かけました。ボランティアなのか住人なのかわかりません。

現在、日本では雇用問題、特に派遣労働者の契約打ち切りによる失業、そして社宅退去による住居喪失者が問題になっています。

以前、フリータが正規雇用され社会復帰するるための方法について調べたのですが、その時ネットカフェ難民などのホームレスになると社会復帰するハードルが一気に高くなることを知りました。
私もホームレスの状態から社会復帰する自信ありません。

厚生労働省の発表では、ハローワークで社員寮等の退去を余儀なくされた方々への住宅確保のための相談を受付けたり、解雇等による住居喪失者に対する「就職安定資金貸付」を行うそうですが、貸付金(つまり借金)より、日本版フッゲライをもっと活用しないのでしょうか?

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フッゲライの裏側 クリスマスツリー用に伐採されたモミの木が山積されていました。

日本版フッゲライ、つまり雇用促進住宅のことです。

雇用促進住宅は雇用対策とは名ばかりの集合住宅だと批判が多いもので、廃止の方向で進んでいるのですが、やっと本来の目的に沿って使用されるときが来たのではないでしょうか。

広島ではマツダ関連の失業者向けに特例処置で雇用促進住宅への入居斡旋が始まったそうです。

これを機会に法改正でも特例処置でもされて、ホームレスの方が安価にそして簡単に雇用促進住宅に入居できるようになればと願っています。