若年フリーターのキャリアアップ
再就職訓練をやっているとフリーターと呼ばれる若者と出会う機会も多いです。
教室のカリキュラムのなかで、彼等彼女等は同じように自己理解を深め、他者理解を学び、人や社会、そして仕事っていうのは辛くて、つまらなくて、面白くないものでなく、自分にとって価値あるものであると理解してもらっています。
そして、自己開示できる状態になったときに、将来の自分像を描いてもらうことで本当に自分が望むのは何か、そのために今自分が何をしなければならないのか、を自覚し行動に移る準備が整います。
高校中退した後飲食店で夜間アルバイトしていた19歳の女性は・・・
昼間の事務職に就きたい、そこを目標にしてさらにそこから自分の可能性を探して生きたい、と自覚されそこからキャリアコンサルティングをスタートしました。
夜の飲食バイト(配膳や食器洗いです)から正社員の事務職(求人が少なく求職者が多い)へダイレクトにキャリアチェンジするのは難しいですから、まずは昼間の仕事、事務職のパートを探すことにしました。彼女は若いだけにPCスキルはすぐに習得しましたが、マナーや礼儀(の重要さ)を知らないこと、人見知りすることがマイナス点なので、このヒューマンスキルを高めるお手伝いをしました。
椅子にもたれてだらしなく腰掛けて、睨む様な目で応対していた彼女は、3ヵ月後に、膝をそろえて両手を膝の上に添えて自然に笑顔で挨拶する、若々しい女性に変身して採用面接に臨みました。
結果、パート採用でしたが甲府市内の会社の事務職に就職が決まりました。
彼女は就職してしばらく後に妊娠が発覚しめでたく結婚退職されました。そのとき後継の事務職によい人は居ないかと、わが社に彼女から電話がありました。聞けば、彼女の評価がとても高くてそのような人材育成している会社(わが社のことです(^^;)に聞けば、同じような有能な人材を紹介してくれるだろうと言われたそうです。
これは嬉しい報告です。彼女は面接に受かるために「明るく真面目な振り」をしたのでなく、それが自分にとって重要で必要だから、生き方や仕事の仕方、人との接し方を学び、行動を変え続けたのです。
職場での仕事ぶりや対人応対では、その人の本音や地が出ますから、彼女が真のスキルアップしたことがわかります。
彼女の紹介でその会社の面接を受けた方(この方も修了生です)は、面接からとても丁寧に応対していただき、とてもよい会社だと喜んで入社されました。(これも彼女のおかげです。会社で愛されていたからその紹介で面接する人は恵まれていますよね)
つい先日、彼女は赤ちゃんを連れて弊社に挨拶に来てくれました。
母親としてとても優しい笑顔だったとスタッフに聞かされました。
私は会えなかったことがとても残念でした。
今は母として妻として頑張って輝いてください。そして・・・
お子さんが保育園にいく年齢になりまた働ける状況になったら、ぜひ顔を出してください。
今度は昼間の事務職キャリアと子供を育てた母親キャリアをもつあなたの、新たな目標に向かうお手伝いをしたいと思っています。
応援しています。
- EntryName:usami
- DATE:14:57