学生名簿商法

日経新聞の2007年12月17日号によると、学生が会社説明会・セミナーに参加した回数は12月上旬現在で平均10.5回だそうで、20回以上の参加した学生もいるそうです。10月が採用活動の開始時期ですから、学生は週2回以上の頻度で説明会に参加した計算になります。学ぶでも遊ぶにも適した大事な学生生活を謳歌すべきこの時期に・・・

不景気で就職氷河期には学生を煽り、景気動向が良くなると企業に人材獲得競争を作り出す、就職支援に名を借りた「学生名簿商法」に個人情報を利用される学生達・・・本当にかわいそうです。
大学進学も就職活動も、ベルトコンベヤーに乗せられた工業製品のように規格化され、業者の効率優先で処理されています。

人材紹介ビジネスは進化(?)し続け、リクルートエージェントなどは新社会人の転職ビジネスを始めました。私なら新入社員の採用支援の次は人材定着支援すべきだと思うのですが、流動人材でビジネスする彼らは、人材を定着させることを好みません。

それどころか、早期転職のブームを作り出そうとしているかのように見えます。

どこかで今の採用支援、就職支援ビジネスといった名簿商法と手を切ることが必要ですね。
そのためにも、学生の正しい就業意識、職業観を養っていくことにキャリアコンサルタントとして関わっていきたいと思っています。

学生を受け入れる企業の支援も考えていますが、それはまた次の機会に・・・